オレサマ人生珍道中

日々の出来事備忘録、趣味についてツラツラ書き連ねております。

20160202備忘録

とある休日。

自宅にて夫婦でお昼ご飯を食べる。

食べ終わった時に奥さんが
「そういえばガリガリ君のストックがあったはずだから食べる?」
とのことだったので一も二もなく賛成。

ヤッタァ!
食後のガリガリ君最高!

冷蔵庫に向かう奥さん。

奥さん「あれ?」

オレサマ「どうした?」

奥さん「ガリガリ君溶けてる…。」

オレサマ「それは閉め忘れだろ、気をつけてね。」

奥さん「うん…そうね、ごめん。」

この日はこんな会話をした記憶がある。

で、次の日。

この日は平日、もちろんエセ企業戦士のオレサマ、出勤である。

とにかくウチの奥さんはできた人である。
よっぽどの事がない限り、毎日必ず弁当を作ってくれる。
基本的には前日におかずの仕込みを終わらせておいて、
出勤時にごはんを詰めて水筒にアイスコーヒーを入れて終了である。
ホント、毎日感謝である。

そのとき、

奥さん「なんか、製氷機が壊れたみたい。」

オレサマ「あぁ、そういえば製氷機って壊れやすいって聞いた事あるな。」

奥さん「そうなんだ、ま、しょうがないから今日はホットで我慢してね。」

オレサマ「全然いいよ〜。とりあえずメーカーに問い合わせておいてね。」

奥さん「は〜い、いってらっしゃーい。」

息子「アウ」

オレサマ「wwwwイッチキマス!」

なんとなく嫌な予感はしたのだが…。



その日の日中、

アイポン「ヴーン:LINE来てるで!」

オレサマ「お、奥さんからだ。また子どもの写真かなぁ?」

奥さんLINE「残念なお知らせが」

オレサマ「ムムムゥゥ!?」

オレサマLINE「…なんでしょうか…。」

奥さんLINE「冷蔵庫、買い替えだって…。」

オレサマLINE「え!?買い替えとな?」


奥さんLINE「なんかメーカーの修理の人が来てみてくれたんだけど、
       冷却ホースが錆びてて交換で10万するらしい。」

奥さんLINE「交換しても保って1年くらいだって…。」

オレサマLINE「ガーン。」

ということで自宅の冷蔵庫が7年目にしてアボンしやがった。
メーカーの対応も非常に冷徹かつ、モノを売る人間の態度ではない。

奥さん曰く、冷蔵庫の製造国が大陸のようで、ウチと似たような被害が
若干報告されているそうな。
それをさも買ったウチが悪いような物言いをされたようで、
奥さん怒り心頭につき涙ぐんでいた…。

ちなみにメーカーはT社。
断言しよう、今後の人生で二度とT社の製品は買わん。
それはそれは一小市民一人の悔し紛れの讒言かもしれないし、
顧客の一人や二人失ったところで大手メーカーとしては
痛くも痒くもないであろう。

しかしである。

少なくともオレサマの会社全員にはリークする所存である。
そういう伝聞を馬鹿にすると、先々痛い目をみることになるぞ。

さておいて…。

しかし、そりゃ部品が壊れたからって今日日の冷蔵庫は
そんな壊れるものなのか?

結婚前に使ってた容量が小さい冷蔵庫なんて、
冷凍庫こそ霜が付き過ぎて最後は5センチ角程度しか使えなかったが、
17年間何の問題も起こさなかったが!?
しかも故障で手放したんじゃなくて結婚で手放しただけなんだが!?

今まで上京してきてダメになった家電製品なんて、
水洗いしちゃった炊飯器とメッサデカかったMDプレイヤーと、
何故か家電話だけである。
あのMDプレイヤーは…ポータブルとは名ばかりのデカさだったな。
しかしMDとは懐かしい。ヘンなこと思い出してしまったではないか!
他はプレステだろうがVHSだろうが壊れた事なんてなかったのに…。

つーか、何故電話が壊れたのか本気で謎である。
月に1・2回しか鳴らないものが、何故壊れる?!

ま、恨み節ではあるが。

全く関係ないが、まだ実家にいた頃、
自宅のクルマから走行中に煙がモクモク出てエンストし何事かと思ったが、
ファンベルトが焼け切れるという珍事だったことも思い出した。
ちなみに走行距離は20万Km程度であった。
エンジンよりも先にファンベルトが焼けるという
ある意味日本の技術の高さの裏付けでもある珍事であったな。
ただしエンストしたのが山間部だったので別な意味で難儀であったが。
ちなみにクルマは古き良き時代のクラウンであった。
「いつかはクラウン」の時代ですね。
当時のクラウンは2ドアで非常に乗りにくかったなぁ。
でも2ドアって見た目がかっこいいんだよなぁ。
もう35年は前の話か…。

そんなワケで緊急事態である。
冷蔵庫買わなきゃならない。

こればっかりは電子レンジや洗濯機とはワケが違う。
ないと生活が成り立たなくなる。
不幸中の幸いは季節が冬だったことである。
これが夏だった日にゃあ…。
まだ冬でよかった…としておこう。

売店を巡ってみて、とりあえず要望を伝えて値ごろ感をつかみ、
なんとなく絞りこもうと試みた。

ちなみに奥さんの本当に欲しい機能はただ2つ。

1.野菜室が真ん中にあるもの

2.タッチ一発で開閉が可能なもの

ここで誠に申し訳ないが、野菜室真ん中は泣く泣く割愛。
何故なら今回故障したメーカーのものしか存在しないから。
若干、S社のものもあるにはあったが、あからさまに野菜室が小さい。

そしてタッチ一発開閉である。
なんとなく家電眺めてる方はご存知かと思うが、
このタッチで開閉できる冷蔵庫ってあんまりなかったりする。
需要に乏しいんだろうね。
ウチの奥さんはその使い勝手に惚れているようだが。

実は冷蔵庫を作っているメーカー自体が限られているので
消去法でいくと3メーカーに絞られることになった。

M社、H社、P社
である。

ここからタッチ式開閉を採用しているメーカーはなんと1社のみ。

H社である。

ということでH社オンリーに絞られた、
というか、H社の中でもハイクォリティのものしかない。

価格はOP(オープンプライス)である。
一応、量販店で最高値のお店の値段は…

¥289,000

アボーン。


た、高っ!

そう、前回購入して足掛け7年。
白物家電の価格は驚異的に底上げされている。

特に冷蔵庫、洗濯機、そしてエアコン。
明らかに以前購入した時より7〜10万はアップしているではないか。

販売員に聞く所によると、どうやら国が決めた省エネ基準に準拠するためには、
莫大な開発資金と製造工場などのインフラを必要とするため、
メーカーへの圧迫がダイレクトに消費者への圧迫に直結しているんだとか。

そもそも白物家電が売れない、クルマが売れないなんて巷では騒いでいるが、
理由はカンタン、それこそ販売の現場に原因が転がっている状況である。

そりゃ買わんわ…。

そういや我が家で購入したステップワゴンなんて、モデルチェンジして
価格がオレサマ購入時点から100万はアップしていたなぁ。
ステップよりはるかにグレードが高いオデッセイの方が安いっていう
完全逆転現象が発生しているのもこんな歪んだ構造によるものであろうか。
※ステップワゴンはエンジンそのものが新開発の
「ダウンサイジングターボ」を搭載しているので、
 あのクラスのミニバンでは驚異的高額商品となっている。

結果…

売店最安値K社から、カカクドットコムの最安値に
リサイクル料金乗っけて下回れば買いますよと金額交渉をし、
それに乗っかってもらったのでそこで購入と相成った。

締めて¥230,000ナリ…。

乳飲み子かかえる我が家では痛恨の一撃である。
もはや再起不能だ。

ちなみに悪名高いリボ払いである。

そういやMAC欲しいなぁとか、いやいや、前々からMTB欲しかったなぁ、
子どものために一眼レフでも買おうかなぁ…
でも移動が全部クルマだから原チャリもいいかなぁ…


なんて…



夢見ていた時期が懐かしい…。


ということで、我が家に新しい冷蔵庫がやってくる事になった。
息子と同じ0歳児である。

その日から、我が家(の家計)は修羅の道に入ることになる。

今週末が納品なので、とりあえず稼働したら
奥さんにガリガリ君は買ってもらう予定である。